ライフイズテックが中学校の情報教育に関するオンラインセミナーを開催。文科省の専門家が登壇し、大学入学共通テストの出題傾向や実践事例を紹介する。
このセミナーでは、特別ゲストとして文部科学省の前教科調査官である上野耕史氏と鹿野利春氏が登壇し、大学入学共通テストに初めて導入される「情報」の出題傾向について語ります。
参加費は無料で、事前申込が必要です。
今回のセミナーの重要なテーマは、情報教育の小・中・高の学びの接続です。
特に、中学校の情報教育は、小学校での基礎的なプログラミング学習を発展させ、高校での「情報Ⅰ」につなげる役割を果たすことが期待されています。
セミナーでは、中学校における情報教育の重要性と今後の方向性が紹介され、具体的な実践事例も共有される予定です。
登壇者には、つくば市教育委員会の大坪聡子氏や帯広市教育委員会の永井悠介氏も含まれ、彼らの実践事例が紹介されることで、参加者は具体的な取り組みを学ぶことができます。
セミナーはZoomウェビナー形式で行われ、教育委員会や学校関係者が対象となっています。
情報教育の重要性が高まる中、自治体としての取り組みを考える良い機会となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/848e2b3b293499915352c564e3915c14e0b74006
中学校の情報教育に関するオンラインセミナーに対して、多くのコメントが寄せられました。
参加者は、プログラミング教育の重要性を強調し、特にアセンブリ言語やC言語を徹底的に学ぶことが有益だと考えられていました。
これにより、メモリ関連の知識も身につくため、一石二鳥の効果が期待できるという意見がありました。
また、Pythonを使った簡単なGUIアプリの作成方法も教えるべきだという提案がありました。
さらに、大学入学共通テストで初めて「情報」が実施されることから、小・中・高の学びの接続が重要視されているという意見もありました。
受験教科にするより自由な発想で取り組ませる方が、新しい才能や技術が生まれるのではないかという懸念もありました。
基本的なITスキル、特にワードやエクセルの操作、メールマナーを教えることが優先されるべきだという意見もありました。
SNSと業務用のメールの使い分けを教えることが重要だとされ、現行の教育方針への疑問が投げかけられました。
また、情報教育が共通テストに定着する場合、中学や高校に専門の教員を配置する必要があるとの意見もありました。
最後に、現場の教員がセミナーに参加していないことに対する不満や、実践的な能力が育たない懸念も表明されました。
全体的に、教育の質を向上させるためには、現場の意見を反映させることが重要だと考えられていました。
ネットコメントを一部抜粋
中学の段階でプログラミング教育では、アセンブリ言語やC言語を徹底的に叩き込んでやれば良い。
自由な発想で児童生徒に取り組ませた方が、新しい才能や技術が出てくるのではないか?
ワードとエクセルの基本操作とメールを送信する際の基本的なマナーを教えることの方が先。
情報が共通テストに定着するようなら、中学の技術や高校の情報教員に専門の教員を必ず配置できるようにしなければいけない。
現場に負担がかかる取り組みかと思ってしまう。