TVerが2024年12月に月間動画再生数4.96億回を記録し、過去最高を更新。特にリアルタイム配信の増加が影響し、視聴者の関心を集めています。
特にコネクテッドTV(CTV)での再生数は過去最高の1.6億回に達し、前年同月比で約145%の成長を見せています。
1年前に初めて4億回を超えた後、わずか1年で再生数が1億回近く増加したことは、TVerの成長を示しています。
12月の特筆すべき点は、リアルタイム配信やライブ配信の急増です。
特に、12月22日に放送された「M-1グランプリ2024」では、地上波では放送できない舞台裏や独自企画を含む独占配信が行われ、視聴者の関心を集めました。
また、12月28日からの「第103回全国高校サッカー選手権大会」では全47試合のライブ配信が行われ、多くのユーザーがリアルタイムで試合を観戦しました。
年末には音楽番組やバラエティ番組の特別企画もリアルタイム配信や見逃し配信で提供され、視聴数を増加させました。
特に、12月18日に放送された「水曜日のダウンタウン」の配信開始後8日間での再生数は429万回を超え、TVerでの過去最高記録を更新しました。
さらに、過去の放送回を期間限定で配信したことも再生数の増加に寄与しています。
12月には「名作ドラマ特集」として300以上の作品が配信され、往年の人気ドラマも好評を博しました。
このような多様なコンテンツ戦略が、TVerの再生数増加に大きく寄与したと考えられます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/40a9ac53c35abb989c29b4e6fe3fcce673db34dd
コメントでは、TVerの月間再生数が4.96億回に達したことについて、視聴スタイルの変化が大きな要因であるという意見が多く寄せられていました。
現代社会では、テレビの前で決まった時間に観るスタイルが合わなくなり、視聴者はスマホやタブレットを使って、いつでもどこでも好きな時間に番組を楽しむことができるようになったと感じる人が多かったです。
このような便利さは、視聴者にとって大きな魅力となっているようです。
また、視聴率よりも再生回数が重視される時代になったとも言われており、これがTVerの成長に寄与していると考えられています。
さらに、TVerの機能やアプリの利便性を評価する声もありましたが、特定の番組のCMが多いことに対する不満も見受けられました。
全体として、視聴者はテレビ番組が依然として人気であることを認識しつつも、視聴の仕方が大きく変わっていることを実感しているようです。
ネットコメントを一部抜粋
結局テレビの前まで行って見るという行為がもう現代社会に合わなくなってきているのだと思う。
テレビ離れって言うけどまったく観られなくなったんじゃなくて、スマホやタブレットでいつでも好きな時に観るようになっただけなんだな。
TVerせっかく良いアプリ何だから全国高校サッカー選手権大会のLive配信をテレビアプリで見れなくしたのは勿体なかった。
おそらく各局が番組ごとに設定ができるのだろうけど、フジテレビの番組はCM多くて見る気がしない。
いまはもう視聴率より再生回数。