ブロックチェーン・マントラがUAEのDAMACと提携し、10億ドル相当の不動産資産をトークン化する計画を発表。投資家は多様な資産にアクセス可能に。
この契約により、投資家は不動産開発やホスピタリティ、データセンターなど、DAMACの多岐にわたるポートフォリオに資金を提供できるようになります。
トークン化された現実資産(RWA)を通じて、両社は従来の投資プロセスを効率化し、個人および機関投資家のアクセスを向上させることを目指しています。
具体的なトークン化される資産や募集条件については、今後数週間内に発表される予定で、募集は2025年初頭から開始される見込みです。
この現実資産のトークン化は、世界的に注目されており、特に機関や政府が運用効率の改善を目指して調査を進めています。
マッキンゼーやBCGなどのレポートによると、現実資産市場は今後10年間で数兆ドル規模に成長する可能性があります。
DAMACのマネージング・ディレクターであるアミラ・サジュワニ氏は、トークン化により投資家が安全で透明性の高い方法で多様な投資機会にアクセスできると述べました。
マントラは、ドバイを拠点とするMAGグループの資産のうち5億ドル相当をトークン化する計画も進めており、今年10月にはメインネットを立ち上げました。
現在、マントラのネイティブトークンOMの時価総額は約36億ドルに達し、過去3カ月で約200%の上昇を記録しています。
また、DAMACはブロックチェーン技術の活用を模索しており、2022年にはビットコインやイーサリアムによる支払いを受け入れ始めました。
最近では、ドナルド・トランプ氏がDAMACのデータセンターに200億ドルを投資する計画を発表したことも注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/69b01cafe59911d232045c0f6fca09bb888756df