梨泰院事故から2年、追悼行事とソウル市の安全対策強化が実施され、遺族は真実の究明を訴えています。
要約すると2022年10月29日、韓国ソウルの梨泰院で発生した雑踏事故から2年が経過し、現場では追悼行事が行われました。
この事故では日本人2人を含む159人が命を落としました。
事故の記念日を前に、遺族や関係者が集まり、犠牲者への思いを新たにしました。
遺族の一人は、事故の真実が明らかにされず、責任者の処罰や再発防止策がなければ、この惨事は未だ進行形であると訴え、安全な社会の実現のために共に行動するよう呼びかけました。
これを受けて、ソウル市は今月末に迫るハロウィーンに向けて、特別な安全管理対策を講じることを発表しました。
混雑が予想される15のエリアにおいて、パトロールや安全フェンスの設置、交通規制を行い、梨泰院には約4200人の安全要員を配置するとのことです。
さらに、梨泰院の事故に関連して、当時のソウル警察トップに対する無罪判決が17日に下されたことに対し、遺族からは抗議の声が上がっています。
このような状況を踏まえ、韓国社会全体が事故の教訓を生かし、さらなる安全対策の強化に努める必要性が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0a339a0691b6c5e9ba52730443868019ed439fd8