パリに移住した日本人は、物価や言語の壁に苦しみながらも、海外での経験を大切にしている。将来のキャリアを見据えた挑戦が続いている。
フランスの物価の高さや言語の壁は、特に若い世代の「ワーキングホリデー」利用者にとって大きな課題である。
2023年10月の外務省のデータによると、フランスに在留する日本人は3万6204人で、そのうちパリ在住者は1万592人とされている。
多くの日本人がパリに憧れを抱きつつも、実際には生活費の高騰に悩まされている。
例えば、24歳の坂井梨子さんは、フランス語の習得とお菓子作りの技術を磨くために渡仏したが、物価の高さから自炊を余儀なくされている。
彼女は「お金がどんどんなくなる」と語り、フランスのキャッシュレス社会やプラスチック削減の進展に驚きを感じている。
一方、同じくパリに滞在する髙山兼伸さんは、ファッションモデルを目指しながらも、最低賃金で働きつつ、物価の高さに苦しむ日々を送っている。
彼は「挑戦するなら今だ」と語り、目的意識を持って海外での経験を積むことを重視している。
これらの若者たちは、フランスでの生活を通じて多くのことを学びながらも、将来的には日本に戻ることを考えている。
彼らの姿は、海外生活の実態とその背後にある葛藤を浮き彫りにしている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cd7255558c936d01eb17a8c4a30906fdd953dcff
コメントの中では、パリに挑む日本人の苦悩と希望について多様な意見が寄せられました。
多くの人が、観光としてパリを訪れることには興味を持ちながらも、実際に生活するとなると大きな覚悟が必要だと感じていました。
特に、文化や習慣の違いが生活に影響を与えることが強調され、移住する際には夢や目的が明確であることが重要だとの意見がありました。
また、欧米におけるアジア系への扱いや、言語の壁、治安の問題についても言及され、日本人がフランスで生活する際には多くの困難が待ち受けていることが示されました。
さらに、フランスの学歴社会において、日本人が不利な立場に置かれることも指摘され、移住には相当な覚悟が必要だという意見が多く見受けられました。
加えて、日本とフランスの民主主義の違いや、国民の声が反映されないことについての議論もありました。
選挙や政治参加の重要性が強調される一方で、パリでの挑戦が必ずしも最適な選択肢でないとの意見もありました。
最後に、パリに対する憧れが実際には厳しい現実と相反することや、移民としての差別体験が尊厳を削り取ることについての懸念もありました。
このように、パリでの生活に対する期待と現実のギャップが多くのコメントで語られていました。
ネットコメントを一部抜粋
観光なら行きたいと思うけどいざ生活となるとよほどの覚悟が必要なんだと思います。
移民として、「国へ帰れ」と現地人におもわれ、差別されてるの薄々気づきながら蓋をして生活していくのは、尊厳を削り取られるような辛い生き方と思う。
フランスは人種差別がなかなか酷い。
耐えられないならやめたほうがいい。
「海外でチャレンジ」は分かるけど、「チャレンジ=パリ」なのが選択ミスだと思うんだよね。
今は昔と違い移民犯罪やホームレスにゴミ溜まりだけど知らずに見て見ぬ振りか憧れてパリに行きガッカリする事をパリ症候群と言うんでしょ。