マカオの2024年第3四半期の失業率は1.7%で横ばい、月給中位数は34.2万円に上昇。就業人口は増加し、特に観光業が好調。
要約するとマカオ政府統計・センサス局（DSEC）は、2024年第3四半期（7月～9月期）の雇用統計を発表し、総体失業率は1.7%、マカオ居民に限った失業率は2.3%で、いずれも前の四半期と同じ水準を維持しています。
不完全雇用率は1.1%に改善しました。
この期間、マカオの就業人口は37.93万人に達し、ローカルの就業者は28.77万人で、前の四半期からそれぞれ2900人と700人の増加を見せました。
特にホテル・飲食業や不動産・ビジネスサービス業での雇用が増加しましたが、小売業は2800人減少しています。
月給中位数は全体で1万8000パタカ（約34.2万円）、ローカルでは2万0500パタカ（約39.0万円）に上昇し、前の四半期と比べそれぞれ100パタカと500パタカの増加が見られました。
また、新卒者が労働市場に入る時期であり、初めての職を探す人が16.0%を占め、失業者の中でも小売業やカジノ関連業から移行している人が多く見受けられます。
マカオの総労働力は48.96万人に増加し、コロナ禍を経てインバウンド旅客数が回復し、雇用需要も高まっています。
マカオ政府は引き続き就職支援プログラムを実施しており、今年1月から10月中旬の間に1万2251人の就職を支援したと報告しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b2de536c43ca5f1c4c75dc055333a1af50e57e66