顧客体験改善プラットフォームのSprocketが、生成AIを活用した「ペルソナトーク2.0」を発表。特定セグメントのペルソナと対話可能に。
要約すると顧客体験改善プラットフォーム事業を展開するSprocket(スプロケット)は、生成AIを活用した新機能「ペルソナトーク2.0」の提供を2023年1月9日に開始した。
この機能は、特定のセグメントに基づくペルソナ(典型的な顧客像)とリアルタイムで対話することを可能にするもので、顧客行動データを分析して生成されたペルソナが、そのセグメントの特徴に応じた意見を返す仕組みを持つ。
ペルソナトークは、ウェブサイト上での顧客の行動データをもとに、特定の顧客の思考や行動パターンを再現するものであり、これにより、個別の顧客心理を理解することができる。
これまでのペルソナトークは特定の顧客に焦点を当てていたが、企業からの要望に応え、セグメント単位での顧客理解が可能になった点が大きな進化である。
新機能では、ウェブ行動データ、アンケート回答、会員情報など、さまざまなデータを活用し、キャンペーン反応者や特定商品購入者など、目的に応じた条件設定が可能だ。
また、ペルソナトーク2.0では、個人の特殊性に影響されない普遍的な顧客像を把握することができるため、マーケティング戦略の立案や顧客対応の質を向上させることが期待される。
この新機能は、同社のウェブサイト改善支援分析ツール「Sprocket Insights」のβ版機能として提供される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/00cf59440a98d2677dd199c15b9ddb3a278a2920