ヤンキースがドミニク・スミスとマイナー契約を結び、控え一塁手として開幕ロースター入りを目指す。スミスは過去の実績から期待されているが、ポジション争いは厳しい。
この決定は日本時間1月14日に発表されたもので、スミスは昨年9月にシンシナティ・レッズから解雇され、フリーエージェント(FA)となっていた。
ヤンキースは今オフにFAとなったアンソニー・リゾの後釜としてポール・ゴールドシュミットを獲得したため、スミスは控え一塁手やDH(指名打者)、代打要員としての開幕ロースター入りを目指すことになった。
スミスは現在29歳で、2013年のドラフトでメッツから全体11位で指名され、メジャーデビューを果たした。
2020年シーズンには50試合に出場し、打率.316、10本塁打、42打点、OPS.993という自己最高の成績を残したが、その後は成績が低迷。
2022年オフにはノンテンダーFAとなり、ナショナルズと契約した2023年シーズンでは153試合に出場したが、打率.254、12本塁打、46打点、OPS.692と平凡な成績に終わった。
昨シーズンはカブスとマイナー契約を結んだが、開幕ロースター入りを逃し、その後解雇。
レイズでもメジャー昇格を果たせず、レッドソックスに加入したが、84試合で打率.237、6本塁打、34打点、OPS.707と結果を残せずに解雇された。
スミスは2022年以降、一塁手またはDHとしてプレーしているが、ヤンキースにはゴールドシュミットやスタントンがいるため、ポジションは埋まっている。
故障者が発生する可能性もあるため、スミスは地道にアピールを続ける必要がある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/80aa586b8559190b11286be1f049855b2ee67404