ソニーがイーサリアムのレイヤー2「Soneium」のメインネットをローンチ。Web3における新たな可能性と、既存事業との融合に注目が集まる。
このプロジェクトは、ソニーとスターテイルが共同で設立したSony Block Solutions Labs(Sony BSL)が手掛けている。
Soneiumは、2024年8月に構想が発表されて以来、国内外から注目を集めており、特にソニーがWeb3領域でどのような革新をもたらすのか、既存のゲームや金融事業との統合がどのように進むのかが期待されている。
Sony BSLのチェアマンである渡辺潤氏は、ソニーグループの存在意義を「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」とし、ブロックチェーンを基盤とした包括的なWeb3ソリューションの開発が同社にとって非常に重要であると述べた。
また、Sony BSLのリリース文では、ブロックチェーン技術の進化がもたらしたイノベーションの数々を振り返り、現在の分散型インターネットが1990年代後半の状況に似ていると指摘。
これからの数年間が未来を形作る重要な時期であると強調した。
Soneiumは、Optimismの「OP Stack」を利用して構築されており、個人やコミュニティが協力し、創造し、デジタル空間に感情をもたらすことを可能にするパブリックブロックチェーンを提供することを目指している。
さらに、Superchainという広範なエコシステムを通じて、OP Stackで構築されたレイヤー2の統合を進めることで、より多様なデジタル体験を生み出すことを目指している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5807945ded35a39ce6a1abb387eced512375d2c5