NTTデータがAWSと新たに戦略的協業契約を締結し、生成AIやクラウドサービスの強化を図る。顧客への提供価値を向上させる取り組みが進む。
この契約は、日本市場を対象に、顧客への提供価値を向上させることを目的としています。
これまでNTTデータとAWSは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を目指して協業を進めてきましたが、今回の契約により、生成AIの活用やクラウドサービスの高度化をさらに強化する方針です。
具体的には、NTTデータが提供する生成AI活用サービス「LITRON」や、NTT版の大規模言語モデル「tsuzumi」をAWS環境上で提供し、AWSの生成AIサービス「Amazon Bedrock」を活用したAIエージェントサービスの構築を行います。
また、特定のセキュリティ要件を満たすために、NTTデータのデータセンターと「OpenCanvas」クラウドサービスをAWSと組み合わせたハイブリッドクラウドサービスの開発も進めます。
さらに、顧客のクラウド活用を企画から運用までワンストップで支援するサービスを強化し、特にガバメントクラウドなど高いサービスレベルが求められるシステムのクラウドマイグレーションやモダナイゼーションに対応します。
NTTデータは、AWS認定資格を持つ人材を増やし、技術アセットの整備や開発テンプレートの充実を図り、質と量の両面でクラウドサービスを強化することを目指しています。
これにより、顧客への提供価値を最大化し、デジタル時代におけるビジネスアジリティを高める取り組みを進めていくとしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bcd34743a8576e0ef7ef394c0f70a56d30e874f5