阪神大震災の教訓を若手消防士に伝える研修会

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兵庫県西宮市消防局が阪神大震災の経験を若手職員に伝える研修会を開催し、震災当時の体験を共有。将来の大地震に備える重要性が強調されました。

要約すると兵庫県西宮市消防局は、阪神大震災から30年を迎え、震災の経験を若手職員に伝える研修会を開催しました。

この研修会には、震災当時に救助や消火活動に従事した幹部職員が講師として参加し、約80人の若手職員に向けて当時の体験を語りました。

講師を務めたのは、瓦木消防署の田井辰雄署長と西宮消防署の福井克快副署長の2名で、彼らは震災後に入庁した職員に対し、「将来必ず大地震が起きるものと考え、覚悟と使命感を持って対応してほしい」と強く訴えました。

田井署長は、震災当時、鳴尾消防署での救助活動に追われ、3日間で41件の火災が発生したことを振り返り、極限の精神状態での闘いを語りました。

また、福井副署長は、当時の現場での困難な状況についても触れ、特に救助機材が届かず苦労した経験を共有しました。

市消防局によると、現在の職員約500人のうち、震災を経験したのは約1割であり、南海トラフ地震などの災害に備えるためにも、こうした研修が重要であるとされています。

節目の年に実施されたこの研修会は、未来の災害に備えるための知識や技術を若手職員に伝える貴重な機会となりました。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ab0e11fb8ae8fc37e858489638b6c08f6ac0b68e

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