16歳少年が語る「闇バイト」の実態と特殊詐欺の危険性
少年は、指示役からの丁寧な話し方に信頼を寄せ、犯罪に関与してしまった経緯を説明している。
彼は愛知少年院に収容されており、特殊詐欺の受け子として5回の犯行を重ねた末に逮捕された。
彼の初めての接触は、本名で登録していたインスタグラムから始まり、「短時間でお金を楽に稼げる仕事がある」との誘いに乗った結果、140万円を受け取ることとなった。
報酬は1回につき6万円で、合計24万円を得たという。
少年は、闇バイトの指示役から「○○事務所の○○と名乗ってください」と指示され、そのままおばあちゃんに言葉を伝え、封筒を受け取るという手口で犯行を行った。
愛知少年院の立石健一郎次長は、少年の状況について「近視眼的なものの捉え方で、ネガティブなことに耳をふさいでいる」と分析しており、少年は自分の置かれた状況を他人事のように感じている様子がうかがえる。
闇バイトは、初対面の者同士が顔も知らない人物の指示で家に押し入り、金を奪う危険な行為であり、時には人を傷つけることもある。
2024年には、クリスマスに遊ぶための金が必要だったとして、15歳の中学生が闇バイトに手を染め逮捕される事件も発生しており、若者たちがこのような危険な仕事に巻き込まれる現状が浮き彫りになっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8f562abbf087a52191ce0a68b6cfbb4fb0286193
ネット上のコメントでは、若者が「闇バイト」に関わる危険性について多くの意見が寄せられていました。
特に、情報感度の低さや、確証バイアス、正常性バイアスが影響しているとの指摘が目立ちました。
若者たちは、衝動的な行動をとる傾向があり、計画性の欠如が問題視されていました。
例えば、クリスマスのような特定の日に金がないにも関わらず行動することが、若者の判断力の低下を示しているとの意見がありました。
また、共感性の低さも指摘され、被害者への謝罪や配慮が欠けていることが問題視されていました。
さらに、楽して金を得ることに執着し、その結果として自己正当化や責任転嫁をする姿勢が、若者の更生を難しくしているとの意見もありました。
コメントの中には、少年院に入っても更生の可能性が低いと感じる意見や、偽名で接触する人を信用することが理解できないとの声もあり、若者の判断力や社会的な認識の欠如が強調されていました。
このように、若者が「闇バイト」に関与する背景には、さまざまな心理的要因や社会的問題が存在していることが示唆されていました。
ネットコメントを一部抜粋
少年でも更生など期待してはいけない。
情報感度が低い(これだけ報じられてるのに応募)
16歳がバイクはともかく薬物の話題で盛り上がるって、かなりヤバくないですか?
楽して金を手に入れる味を覚えてどっぷりハマり、捕まった後は意味不明な言い訳&自己正当化&責任転嫁ばかりだし。
この子、残念だけど更生できるとは思えないな。