米SECがイーロン・マスク氏を提訴。旧ツイッター株取得に関する情報開示の怠慢が問題視され、投資家に損失が生じたと主張。
要約すると米国証券取引委員会（SEC）は、イーロン・マスク氏が旧ツイッター（現在のX）の株式取得に関する情報開示を怠ったとして、提訴を行った。
提訴は2023年10月14日に行われ、マスク氏は2022年にツイッターを440億ドル（約7兆円）で買収する前から、同社の株式を取得し始めていた。
この際、マスク氏は2022年3月までにツイッターの普通株式の5％を超える株を保有していたが、この情報をSECに開示する義務があったにもかかわらず、開示を怠ったとされている。
SECは、マスク氏がこの情報を隠すことで、株価が急騰することを防ぎ、低い価格での株式取得を可能にしたと主張している。
この結果、ツイッターの投資家には1億5000万ドル以上の損失が生じたとSECは指摘している。
マスク氏は、株の保有状況を適切に開示しなかったことが、意図的なものであったのか、単なる過失であったのかが、今後の裁判での焦点となるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/eaff607549bfb7b1b30d46fa80c88947793b6c74