全盲の精神科医、福場将太さんがSNSの心への悪影響を指摘。情報過剰摂取の問題や、SNSが自己肯定感を低下させることについて語り、健康的な情報摂取の重要性を訴えています。
彼は32歳で視力を失い、10年以上精神科医として活動している。
著書『目の見えない精神科医が、見えなくなって分かったこと』では、情報過剰摂取の問題を指摘し、「みんな、見なくてもいいものを見過ぎているのではないか?」と問いかけている。
視覚障がい者は「情報障がい者」とも言われるが、情報の不足だけでなく、過剰も健康に悪影響を及ぼす。
福場さんは、特にSNSが心に与えるストレスについて警鐘を鳴らす。
SNSを通じて他人の幸せや成功を目にすることで、自己肯定感が低下し、孤独感を感じる人が増えている。
さらに、SNSには嘘や演出が多く含まれており、実際の状況とは異なる印象を与えることが多い。
彼は、SNSが本当に必要な情報源ではなく、むしろ生身の人間とのコミュニケーションが重要だと強調。
また、SNSの使用を控えることで、心の健康を保つ選択肢も提案している。
福場さん自身、SNSを一切見ずに生活しているが、そのおかげでストレスを感じることなく過ごしている。
彼は、情報の摂取量を見直し、必要な情報だけを選んで受け取ることの大切さを訴えている。
最終的に、ネットから離れた世界には、本当に大切な情報が存在し、それに気づくためには視点をずらすことが必要だと結論づけている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bcec436bbf3ee86fe8e881b3c1014288f245c1a0
コメントでは、SNSの影響についてさまざまな意見が寄せられていました。
多くの人がSNSの利用がもたらす刺激過多や依存症のリスクを懸念しており、特に過度な情報に振り回されることが心の健康に悪影響を及ぼす可能性があると指摘していました。
また、SNSがない生活が理想だと考えつつも、楽しみとして利用することは許容できるという意見もありました。
自分にとって不要な情報を見直すことが大切だという声が多く、SNSの使い方を再考する必要があるとの意見が共通していました。
さらに、SNSが現実の楽しさを見つける手助けになる一方で、情報の取捨選択が難しいことも指摘されていました。
特に、子どもや若者がSNSの情報に影響を受けやすいことが懸念されており、医療情報などをネットで調べることが逆に不安を増やすことがあるといった具体的な体験も共有されていました。
SNSの利用が心の支えになることもあれば、逆に精神的な負担を増やすこともあるため、各人が慎重に取り扱うべきであるとの意見が強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
人は刺激過多で持ち前の感覚が麻痺し、より過度な刺激を好むようになるとどんどんエスカレートしていく。
現実に楽しさを見つけられれば自然とSNSから離れられると思うんですね。
なんでも使い方なんだよねーって思う。
困難だったり悲惨な境遇・状況に生きてる者にとっては、SNSやネット情報は宝です。
食べものに例えるとSNSは菓子パン。