韓国の尹錫悦大統領が内乱容疑で拘束され、今後の捜査や弾劾審理が注目されている。世論の悪化が尹氏の罷免リスクを高めている。
要約すると2024年1月15日、韓国の高位公職者犯罪捜査庁は、内乱容疑で尹錫悦大統領を拘束した。
尹大統領は昨年12月3日に出した非常戒厳に端を発する混乱の中で、ソウル・漢南洞の大統領公邸に籠城していた。
今回の拘束は、内乱罪に対する捜査と憲法裁判所による弾劾審理の二つの流れに沿って進む見込みである。
専門家の予測では、尹氏は内乱罪で有罪となる可能性が高く、世論の悪化に伴い、弾劾審理で罷免されるリスクも増している。
捜査本部は、前回の拘束失敗を教訓に、警察要員を約1000人に増強し、韓国警護庁の抵抗を排除するために事前に幹部を逮捕するなど万全の体制を整えた。
拘束直後、尹氏は拘束手続きを「違法」とし、自己の行動を正当化したが、取り調べは続き、証言を拒否した。
拘束された尹氏はその後、ソウル拘置所に移され、捜査は翌日も続く見通しである。
同庁は17日午前までに、長期間の拘束が可能な逮捕状を裁判所に請求するかどうかを判断する予定だ。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/700b1534b996aa1380202e8c311445d9f82ceeaf