マカオ税関は運び屋向けの密輸品供給拠点を摘発し、冷凍もつ肉約4000キログラムを押収。春節前の防犯運動の一環で、今後も取り締まりを強化する方針。
要約するとマカオ税関は2025年1月15日、春節を控えた冬の防犯運動の一環として、運び屋向けの密輸品供給拠点を摘発した。
摘発は1月14日に行われ、マカオ半島北部の關閘エリアに位置する路面店が対象となった。
このエリアは中国本土との主要な陸路の玄関口に近く、運び屋のビジネスが行われる場所として知られている。
税関はパトロール中に当該店舗が運び屋向けの密輸品供給拠点であるとの疑いを持ち、即座に摘発を実施した。
現場には70歳の女性がいて、冷凍牛もつ肉と豚もつ肉、合計約4000キログラムが見つかった。
これらの密輸品の市場価値は約15万パタカ(日本円換算で約300万円)に上る。
税関は、女性が運び屋を組織し、中国本土への密輸を企図していたとし、対外貿易法違反で起訴した。
また、発見された食材の保管状況が食品安全法に抵触する可能性があると判断し、市政署に通報した。
さらに、営業許可証なしで運営していたことも判明し、財政局が処理を進めることになった。
アフターコロナ以降、マカオでは運び屋による密輸事案が頻発しており、特に冷凍肉類や電子製品が目立っている。
税関は市民に対し、報酬目的で運び屋行為に関与しないよう呼びかけ、今後も取り締まりを強化していく考えを示した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/32f04619d98f14bef00e0e9358402850cd5fa7fa