ANAのメタバース「GranWhale」終了の背景と影響

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ANAが2023年開始のメタバース「GranWhale」を2024年2月28日に終了することを発表。事業継続が困難との判断。

要約するとANA(全日空)は、2023年に開始したバーチャル旅行プラットフォーム「ANA GranWhale」とその関連サービス「ANA GranWhale NFT MarketPlace」を、2024年2月28日に終了することを発表しました。

これは、事業の継続が困難であるとの判断によるものです。

GranWhaleは、2023年6月にアジア市場で開始され、同年12月には日本でもサービスを展開しましたが、利用状況や市場の反応を考慮した結果、早期のサービス終了が決定されました。

サービス終了に伴い、1月22日以降はアプリ内での「有償Vマイル」の購入や「ANAマイル」からの「無償Vマイル」への交換が停止され、2月28日15時にはアプリへのログインもできなくなります。

未使用の有償Vマイルは、サービス終了後に払い戻しが行われ、払い戻し額は1Vマイルにつき0.82円(端数切り上げ)となります。

また、ANAマイルと交換した未使用の無償Vマイルは、3月1日以降に「ANAマイレージクラブ」マイル口座に付与されますが、無償Vマイルは対象外となります。

さらに、NFT MarketPlaceについては、1月16日16時に売買機能が停止され、全ての機能が2月28日15時に終了します。

購入済みの商品については全額返金されることが決まっており、返金受付は2月28日15時までとなります。

ただし、二次販売で売却済みの商品については、購入者のみが返金対象となります。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9a377f07552fea020a5cd923ab2ac661b9be10d1

ネットのコメント

ANAのメタバース「GranWhale」の終了に関するコメントでは、サービスに対する多くの不満が寄せられていました。

多くのユーザーが、アプリの操作性や重さに苦しんでおり、「重い」「何をすればよいのか分からない」といった声が多く見受けられました。

また、イベントの内容が魅力的でないと感じた人も多かったようです。

中には、サービスの存在を初めて知ったというコメントもあり、認知度自体が低かったことが伺えます。

さらに、メタバースの目的や魅力についての明確なビジョンが示されていなかったことも、ユーザーにとっては不安要素だったようです。

全体として、期待外れだったという意見が多数を占めており、サービスの終了は必然的だったのかもしれません。

特に、開発者に対しては申し訳ないとの声もあり、期待されていた分の失望感が強かったことが伝わってきました。

維持費や運営の難しさについても興味を持たれているコメントがあり、今後のメタバースの展開に対する関心も示されていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 私の端末では一時期よくGranWhaleのネット広告で流れてた
  • ザッカーバーグが無理矢理作った流行りに乗じて企画した人も決裁する人も、それを吹き込むコンサルも経営者もメタバースの意味はこれから作っていくとしていて
  • このアプリは酷いぞ。

    開発者には申し訳ないが、、、ダウンロードの容量は大きく、画面も重くもっさり。

  • サービス終了のニュースで初めて存在を知るサービス
  • どれだけ維持費がかかっていたのか知りたいですね。

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