女川原発3号機の再稼働に向けて、東北電力が地質調査を開始。結果は2027年以降の審査申請に影響。
要約すると東北電力は、再稼働を目指す女川原発3号機（宮城県女川町、石巻市）の周辺で、20日から地質調査を開始することを発表しました。
この調査は約2年を要する見込みで、その結果をもとに原子力規制委員会への審査申請は2027年以降になると予測されています。
女川原発は、昨年10月に東日本大震災の被災地で初めて再稼働した2号機に続く重要なプロジェクトであり、東北電力はその準備を本格化させています。
過去の調査結果に基づき、女川原発の敷地内にある断層は前期白亜紀（約1億年前）に形成されており、活動性はないと評価されています。
しかし、今回の調査では、3号機原子炉建屋直下と近傍に位置する6本の断層が、地震や他の断層活動によってずれないかをボーリングなどの手法を用いて確認する予定です。
この調査結果は、今後の再稼働に向けた重要なデータとなることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/807fbd7678d1f1f1a2a2b6ccdbbf2e3c9f3c0962