新しいビットコインブリッジがカルダノエコシステムに流動性をもたらす可能性があり、資本の移動を安全に行う仕組みが整備されます。
要約すると新たに発表されたビットコインOS（BitcoinOS）のグレイル（Grail）ブリッジが、カルダノエコシステムにビットコインの流動性をもたらす可能性が浮上しています。
このブリッジは、ビットコインネットワークからカルダノネットワークへの資本の流入を可能にするもので、24日に稼働が開始される予定です。
カルダノの創設団体の一つであるエマーゴ（EMURGO）は、ビットコイン（BTC）の資本を引き込みつつ、カルダノ（ADA）をビットコインネットワークに送るためのツールやサービスを提供するエコシステムビルダーとしての役割を果たすことになります。
ビットコインOSは、4月にビットコインネットワーク上で初めてゼロ知識証明を検証したと主張しており、グレイルブリッジはそのセキュリティインフラを利用して、ブロックチェーン間での資産移動をより安全に行うことを目的としています。
ブリッジは、異なるネットワーク間での資産送信を可能にするブロックチェーンベースのツールであり、特にゼロ知識証明を用いることで、セキュリティ上の懸念を軽減することが期待されています。
ビットコインOSは、資金を安全に保つために、分散化された動的なオペレーターセットを採用しており、数百のオペレーターの中から単一の誠実な参加者のみを必要とする仕組みを構築しています。
なお、記事執筆時点でカルダノは市場全体の下落に伴い、24時間で2.5%の下落を記録し、34セント（約51円、1ドル150円換算）で取引されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/114a617c79e5f60e70f9e743c104cc1b923ab2d5