千葉県の熊谷俊人知事が阪神大震災を振り返り、災害対策の重要性を訴えた。自身の経験を基に、備蓄の大切さを県民に呼びかけた。
要約すると千葉県の熊谷俊人知事は、阪神大震災から30年を迎えるにあたり、16日に記者会見を開き、自身の被災体験を振り返った。
彼は神戸市須磨区で被災し、高校生だった当時の生活を語った。
給水車に並び、兄弟と共にポリタンクを持って水を確保するために何度も往復し、トイレの水が流せるようになるまでの苦労を明かした。
また、震災後は通学が困難になり、電車の復旧までの間、通常の1時間半の通学時間が2時間以上に延びたことも述べた。
熊谷知事は、阪神大震災を契機に日本の建物の耐震基準が強化され、被災者生活再建支援制度が確立されたことに触れ、これが日本の災害対策における大きな転換点であったと強調した。
さらに、県民に対しては、自身の体験を踏まえ、居住地域の災害リスクを理解し、水や食料、生活用品の備蓄を行うことの重要性を訴えた。
災害に備えることが、今後の生活において非常に大切であると、被災者の一人として警鐘を鳴らした。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9c84888fa0772f45fa09bfc965906f88ad81c385