グーグルが「Google Workspace」のBusiness/Enterpriseプランに生成AI機能を追加。企業はコストをかけずにAIを活用し、業務効率を向上できる。新機能にはGmailやGoogleドキュメントなどが含まれ、料金もシンプルに改定される。
この新機能により、企業は追加のコストを負担することなく、AIの利点を活用できるようになります。
企業がAIを導入することで競争力を高められる一方で、多くの企業は導入方法や資金調達に苦労していることに着目し、Googleはこのニーズに応えるためにAI機能を提供することにしました。
新たに提供されるAI機能には、Gmail、Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、Google Meet、Google Chat、Google Vidsなどの日常的に使用するツールへのAIアシスタンスが含まれます。
これにより、ユーザーは短時間で高品質な成果を得ることが可能になります。
特に「Gemini」を活用することで、メールやチャットの要約、情報検索などが効率化され、アイデアの相談やインスピレーションの源としても利用できるようになります。
会議メモの作成や音声・動画の質の向上も図れるため、会議体験が向上します。
また、Geminiアプリを通じて学習やブレインストーミングを行うことも容易になり、複雑なプロジェクトにおいては「Gemini Advanced」を活用することでコーディングやデータ分析が可能となります。
さらに、「NotebookLM Plus」ではAI調査アシスタントが提供され、複雑なトピックの理解を助け、カスタマイズしたノートをチームで共有することができるようになります。
料金設定もシンプルで、例えば「Google Workspace Business Standard」プランで「Gemini Business」を利用する場合、月額料金が32ドルから14ドルに引き下げられるなど、コスト面でも顧客にとって魅力的な内容となっています。
新規顧客には1月16日から適用され、既存顧客にも2025年3月17日以降に新しい料金が適用される予定です。
今後1年間にわたり、GoogleはAIの新機能を継続的にGoogle Workspaceに組み込む計画を立てています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/55bdbb149e8429d68f1b42b1aa3117e418292108