尹大統領の弁護団が公捜処の幹部を内乱容疑で告発。違法な逮捕状で公邸侵入を試みたと主張し、法治主義の破壊を非難。共助捜査本部は反論。韓国政治の緊張が高まる。
要約すると尹錫悦大統領の弁護団は、2023年10月16日に高位公職者犯罪捜査処の呉東運処長と警察国家捜査本部の禹鍾寿本部長を内乱容疑でソウル中央地検に告発した。
弁護団は、捜査権を持たない公捜処が管轄外の裁判所から発行された違法な逮捕状を用いて、大統領公邸に侵入し、尹大統領を逮捕しようとしたと主張している。
また、共助捜査本部が大統領警護処の幹部と接触し、公邸内の機密情報を収集しようとした疑いも指摘されている。
弁護団は、3700人以上の警察を動員して大統領公邸に侵入を試みたことや、法治主義を侵害する行為であると強く非難した。
さらに、彼らは国家権力を排除した内乱罪に該当し、特殊公務執行妨害や職権乱用、軍事機密保護法違反などの罪を犯したと訴えている。
これに対し、共助捜査本部は、捜査機関が第55警備団長に圧力をかけた事実はなく、適切な手続きに従って行動したと反論した。
この一連の出来事は、韓国の政治情勢における権力の行使と法治主義に対する重大な問題を浮き彫りにしている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c053704dceb1cb91dd598680e74ed5ae31dad510