バイデン大統領が「私ならトランプ氏に勝っただろう」と発言し、ハリス副大統領が失望を示す事態に。二人の関係に亀裂が生じている。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道によれば、ハリス副大統領は最近、バイデン大統領の発言に対して深い悲しみと失望感を示したとのことです。
この発言は、バイデン大統領が昨年の大統領選挙に出馬していた場合、自身が勝利していた可能性があると述べたもので、特にハリス副大統領との関係に影響を与えたと分析されています。
バイデン大統領は、8日に行ったUSAトゥデイとのインタビューで、昨年の選挙に出馬していた場合の勝利の可能性について言及し、世論調査に基づく自信を示しましたが、今後の在任意欲については「分からない」と答えました。
さらに、ハリス副大統領は選挙運動中に「バイデン大統領の政策の中で自分が大統領なら何が違ったか」との質問に対して「特に思い出さない」と答えており、バイデン大統領に対する忠誠心を示していたものの、今回の発言によってその関係はぎこちなくなったとされています。
WSJは、ハリス副大統領のバイデン氏に対する一方的な忠誠が、選挙候補としての立場に変わることで冷え込む兆候を見せていると解釈しています。
ハリス副大統領は、今後の選択肢として2026年のカリフォルニア州知事選挙や2028年の大統領選挙への再挑戦を検討していると報じられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4202f1f7ebf95bc266db8bc0ef7aa55d472f3cad
バイデン大統領の発言に関するコメントは、主にハリス副大統領の選挙結果に対する影響についての見解が集まりました。
多くのコメントは、バイデン氏の支持がハリス氏の敗北に影響を与えたと指摘し、彼女がトランプ氏に勝つためにはバイデン氏を切り捨てる覚悟が必要だったのではないかという意見がありました。
また、ハリス氏が民主党の予備選をすっ飛ばしたことが最大の敗因とされ、彼女の政策やスピーチの準備不足が敗北を招いたとの見解もありました。
さらに、バイデン氏が出馬していた場合、もっと酷い結果になっていた可能性が高いという意見も存在しました。
全体として、民主党に対する失望感や、バイデン氏の老化や判断力の低下についての懸念が表明され、次の選挙に向けた不安も感じられました。
コメントの中には、バイデン氏の発言が逆にハリス氏の評価を下げる結果になったとの意見もあり、民主党内の人材不足やリーダーシップの問題が浮き彫りになっていました。
今回の選挙結果は、バイデン氏とハリス氏の関係性や、民主党全体の方向性に対する疑問を呼び起こすものでした。
ネットコメントを一部抜粋
バイデン氏が続投していた方がより酷い負け方を喫していただろう。
ハリス氏は最後までバイデン氏に気を使っていた。
バイデンとしては何としてもハリス氏に勝って欲しかったはず。
バイデン氏が出てたらもっと大差で負けてたよ。
ハリスは、民主党の予備選挙をすっ飛ばしたから、なにも反論できないね。