マイクロソフトがMicrosoft 365の個人向けプランにAI機能「Copilot」を統合。価格改定もあり、ユーザーは新たな機能を利用可能に。
要約するとマイクロソフトは、2023年10月16日(米国時間)に、個人向けプラン「Microsoft 365 Personal」と「Microsoft 365 Family」に、生成AIアシスタント機能「Copilot」を統合することを発表しました。
この新機能により、個人や家族向けのプランでもAI機能が利用できるようになります。
プランの価格は改定され、Microsoft 365 Personalは月額2,130円、年額2万1,300円、Familyは月額2,740円、年額2万7,400円となります。
ただし、既存のユーザーは次回の更新まで現行価格が適用されるため、影響はありません。
従来、Microsoft 365の契約者がCopilot機能を利用するには、「Copilot Pro」の別途契約が必要でしたが、今後は個人向けプランでも利用可能になります。
Copilotの具体的な活用シーンとしては、Wordでのレシピ自動作成、Excelでの予算分析、PowerPointでのスライドショー自動生成、Outlookでのメール要約、OneNoteでのタスクリスト整理などが挙げられています。
なお、これらのAI機能は月間の利用制限があり、Microsoft 365のサブスクリプションユーザーには毎月一定量のAIクレジットが割り当てられます。
このクレジットは、WindowsのDesignerやペイント、フォト、メモ帳などのAI機能でも利用可能です。
また、Familyプランの場合、Copilotはサブスクリプション所有者のみが使用できる点にも注意が必要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0dd8aeaa38340300d5078d8ff58b3e0b1540b891