ispaceが月着陸船「レジリエンス」の初回軌道制御マヌーバに成功。地球から25万km地点で16秒間エンジン噴射し、ミッションの重要なマイルストーンを達成。
要約するとispace(東京都中央区)は、月探査計画「HAKUTO-R」ミッション2において、月着陸船「RESILIENCE」(レジリエンス)の初回軌道制御マヌーバに成功したと発表しました。
このマヌーバは、1月17日の午前4時40分に地球から約25万kmの地点で実施され、約16秒間にわたってメインエンジンを噴射しました。
この操作により、RESILIENCEランダーは予定軌道に投入され、主推進系および誘導制御系の動作も確認されました。
ランダーは1月15日に米国のケネディ宇宙センターからSpaceXのロケット「Falcon 9」により打ち上げられ、その後無事にロケットから分離し、通信の確立も確認されていました。
この初回の軌道制御マヌーバの成功は、ミッション2における重要なマイルストーン「サクセス 4」を達成したことを意味します。
現在、RESILIENCEは地球周回軌道上を航行中であり、今後は月フライバイを完了し、低エネルギー遷移軌道に入る予定です。
この一連の成功は、ispaceの月探査における技術的な進展と、今後の探査活動への期待を高めるものとなっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5172358dea2c25d08ea2e1a4da63c544d7c4cfae