阪神淡路大震災から30年、天皇陛下が次世代への教訓継承を期待。防災意識の高まりが見られる。
要約すると阪神淡路大震災から30年を迎え、17日に行われた式典で天皇陛下は「次の世代に引き継がれていくことを期待します」と述べられました。
この日は、震災が発生した時刻に合わせて黙祷が捧げられ、約6500本の灯籠が点灯され、鎮魂の光が祈りを捧げる人々を静かに照らしました。
参加者の中には、震災の記憶が鮮明であり、時間が経ってもその影響を忘れたくないという思いを語る人々が多く見られました。
震度7の揺れに襲われた神戸は、瞬時に変わり果て、多くの命が奪われました。
震災の経験を持つ人々は、フラッシュバックすることがあると語り、生かされていることへの感謝の気持ちを表しました。
式典では、今年の紙灯籠に「よりそう」という文字が刻まれ、神戸以外の被災地への思いも込められています。
天皇陛下は、震災から得られた知見が国の内外に広がり、次の世代へと引き継がれていくことを期待すると述べられました。
防災への備えについても多くの人が意識しており、家具の安全対策や水・食料の確保、回転備蓄の方法を実践している家庭が多いことが紹介されました。
特に、赤ちゃんを抱える家庭では、抱っこひもを用意するなど、逃げる際の工夫がされています。
また、家族の集合場所を決めておくことも重要で、具体的な対策を考えることが防災意識の向上につながっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f3925a7d624c16b11b85a50e81d01a860a2f3649