2024年の中国GDP成長率が5％に達し、自動車や家電の買い替え策が功を奏したが、消費の先行きには不透明感が漂っている。
丸紅中国の経済研究チーム長、鈴木貴元氏は、これらの政策が消費を大きく押し上げたと述べています。
特に、トランプ政権の影響を受けた軽工業品や家電の駆け込み輸出が好調であったことも成長に寄与しました。
しかし、鈴木氏は、今年以降の消費の伸びには不透明感が増していると警告しています。
具体的には、中国の所得が伸びていない中での消費前倒しが今後も続くのか疑問視されています。
また、根本的な所得対策が行われていないことや、デフレ傾向が強まっていることから、「需要の先食い」が長期的には期待できないとの見解を示しました。
加えて、対米貿易のシェアがピーク時の20％から10％前半に低下していることから、中国は「脱米国・分散化」を進めていると指摘しています。
これらの要因が相まって、中国経済の先行きには慎重な見方が必要とされています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/90a801bdcb014bfa5ad9e55029c1e90efc9ad39a
コメントでは、中国の経済成長率が5％とされることに対して、多くのユーザーが懐疑的な意見を述べていました。
特に、自動車の買い換え政策の効果が前年を下回る程度であり、売れ残った車両が輸出に回される実情が語られていました。
しかし、安価すぎるために輸出先で関税がかけられるリスクが高く、現地生産を試みても法規制や人権問題が障害となっているとのことです。
このような背景から、大量生産による経済成長は今後厳しくなるとの見解が示されていました。
さらに、中国のGDP成長率に対する信頼性の低さが指摘され、欧米の調査では実際にはマイナス成長の可能性があるとも言われていました。
失業率の増加や国有企業の給料未払いといった深刻な問題も挙げられ、これらの要因から、5％の成長を信じるのは難しいという意見が多かったのです。
日本のマスコミが報じる内容に対しても、国際的にレベルが低いとの批判が見られました。
全体として、コメントは中国経済の現状に対する不安や疑念に満ちていたようです。
ネットコメントを一部抜粋
自動車の買い換え政策でも前年割れしない程度の効果しか無い。
真に受けるのではないよ、日本のマスコミは。
これほど信憑性のない数字を出され続けて投資するほど怖いものないわ。
この数字を信じているのは、テレ朝ぐらいだな。
大量生産による経済成長は今後も厳しくなっていくと思う。