羽賀龍之介が現役引退を発表。高校時代の20人抜きがターニングポイントとなり、今後は指導者として柔道界に貢献する意向を示した。
要約すると柔道男子100キロ級の銅メダリスト、羽賀龍之介(33)が、東京都内での記者会見を通じて現役引退を発表した。
羽賀は、2016年リオデジャネイロ五輪での活躍を振り返り、「幸せな競技生活で、いい柔道人生だった」と感慨深げに語った。
彼は神奈川県の東海大相模高校時代に、金鷲旗高校柔道大会で1人で4チームを倒すという驚異の20人抜きを達成し、全国にその名を知らしめた。
この出来事は彼にとって「大きなターニングポイント」であり、その後の競技人生においても多くの人々から声をかけられるきっかけとなったと述べている。
羽賀は、2015年の世界選手権で金メダルを獲得し、2020年には全日本選手権で体重無差別の試合を制して「自分自身ベストな試合だった」と振り返る印象的な経験を持つ。
しかし、2021年の東京五輪には出場できなかったが、その後の競技活動を通じて培った経験を今後の指導者としての道に生かす考えだ。
引退後は旭化成のコーチに就任し、新年度からはドイツにコーチ留学する予定で、「柔道界に恩返しをしたい」と強い意気込みを見せている。
羽賀の今後の活動が、後進育成にどのように寄与するのか、注目が集まる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/93ccdb63e58c363a8f28c14a53515625f0bc393d