音声技術で認知症診断支援アルゴリズムを開発

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SMKと国立循環器病研究センターが音声による認知症診断支援アルゴリズムを開発し、MCIの検知精度80%を達成。今後、幅広い業界での展開が期待される。

要約するとSMKと国立循環器病研究センターは、音声による認知症診断支援アルゴリズムの共同研究・開発を完了したと発表した。

このプロジェクトは2022年3月から始まり、米国Canary Speech社の技術を活用して進められた。

特に、軽度認知障害(MCI)の検知モデルの開発に注力し、目標としていた検知精度80%を達成したことで、開発が完了した。

これにより、スマートフォンやパソコン、電話などを通じて取得した40秒の音声からMCIの状態を簡易に判別できるようになる。

今後は、MCIだけでなく、抑うつ傾向やうつ、疲労度の検知モデルの開発も進め、高い検知精度を目指す方針だ。

SMKは、今回開発した日本語のMCI検知モデルの本格的な販売を開始し、APIを通じたプラットフォーム提供やデバイスとの連携、アプリケーションの提供を想定している。

このアルゴリズムを活用することで、認知症の前段階であるMCIを早期に発見し、適切な対策を講じることで認知機能の改善や発症の遅延が期待されている。

これにより、医療や介護、福祉など幅広い業界での応用が見込まれている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3fd8157e55a719d4723d925aaa9271bbff5c0800

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