2024年の調査で、夫の家事・育児への満足度が過半数を超え、夫の主体性が増加。専門家はこの変化が職場にも良い影響を与えると指摘。
この調査は、働く主婦・主夫層の本音を探るために行われ、結果として「家事・育児を十分行っていて満足」という回答が23.9%、「少しは行っていて不満はない」が29.3%に達しました。
過去の調査では、妻の不満が多かったため、この結果は大きな変化を示しています。
専門家によると、夫が自発的に家事を行うようになったことは、家庭内での主体性の芽生えを示すものであり、妻にとっても指示をする手間が省けるため、好ましい傾向とされています。
また、家事や育児に取り組むことで得られる「家オペレーション力」は、職場でも役立つと専門家は指摘しています。
家庭内での名もなき家事を通じて、視野を広げる能力が養われ、組織全体の成果を考える力が育まれるとされています。
川上敬太郎氏は、家庭内の運営メカニズムが職場の役割にも通じることを強調し、家庭での経験が仕事においても活かせる可能性を示唆しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e01cb7e3deeb9142fb02db81cd4d0db83e849774
コメントでは、夫の家事参加が職場に与える影響について多くの意見が寄せられていました。
特に、アラサー世代の意見では、ここ10年で家庭内の役割分担が大きく変わったと感じている方が多かったです。
例えば、ある男性主任は毎朝子どもを保育園に送る姿が見られ、仕事よりも子どもを大事にする姿勢が職場で認められていることが紹介されていました。
このように、男性の育児参加は権利であり、家庭内での役割が見直されていると感じるコメントが多かったです。
また、結婚を考える独身男性の中には、家事力を身につけることの重要性を認識していない方もいるようでした。
家事を自分で行う楽しさを伝えることで、意識を変える必要があるとの意見もありました。
さらに、熟年離婚に関する記事を読んでいるうちに、自分の夫がマシだと思えるようになったというコメントも見受けられ、夫婦間の満足度について考えるきっかけになったようです。
また、夫が家事をしない場合、単身赴任を経て家事ができるようになったという体験談もあり、夫にも自立した生活が必要だという意見がありました。
最後に、結婚に対する男性のマインドが変わる必要があるとの指摘もあり、今後の結婚観に対する考察がされていました。
このように、全体的に夫の家事参加が職場にも良い影響を与えるという前向きな意見が多く寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
周りの話を聞いていると、ここ10年で本当に大きく変わったなと思いました。
育児への参加は、男性の権利でもあると思います。
家事力がつくのでは?家は母親のテリトリーだから自分で全部やるって楽しいよ。
夫にも旅が必要だと思いました。
結婚は、ケアされる側からケアする側に変わる行為であるというのが、今後男性に求められるマインドです。