島根県の一畑百貨店が閉店から1年経過、跡地活用が進まず、隣県デパートが業績を伸ばしている状況が懸念される。
65年の歴史を持つ一畑百貨店は、地域のシンボル的存在であったが、閉店後の人通りの減少が顕著で、市民からは「デパートがなくなって寂しい」との声が上がっている。
親会社の一畑電気鉄道は、土地と建物の売却を検討しているものの、具体的な進展は見られない。
閉店によって、松江市を含む島根県東部の商業地図は大きく変わり、特に隣県の鳥取・米子市にある百貨店が業績を伸ばしている。
JU米子高島屋は売上が前年同期比で約10%増加し、米子しんまち天満屋も5%の増加を記録している。
これにより、松江や出雲からの顧客が増加しており、特に一畑百貨店の外商部員を受け入れたことで、業績向上に結びついている。
地域経済に与える影響が懸念される中、今後の跡地活用や商業再生の道筋が注目されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bfaf199b0bcc41c24474d89f240fda374df18ebd
一畑百貨店が閉店してから1年が経過し、その跡地の活用や地域経済への影響に関して多くのコメントが寄せられました。
コメントの中では、米子という都市がこの規模で2店の百貨店を維持できていたことが奇跡的であると評価され、地域への愛着が感じられました。
また、少子化が進んでいるにもかかわらず、進学する子供が多いことから、田舎では自然と節約志向が高まっているとの意見もありました。
団塊世代の人々が退職金をもらい、健康に気を使って食にお金をかける傾向がある一方で、若い世代の家庭のやりくりは厳しいという声も聞かれました。
さらに、松江市には明確なビジョンが欠けているとの指摘があり、駅周辺は活気がなく、人通りが少ない状況が続いていることが問題視されました。
公共交通の利用促進が求められ、旧市街地の百貨店や商店街が今後も減少する懸念が示されました。
また、新しい建物の建設に対する不満や、集客が必要な事業が難しい現状も語られ、地域の未来に対する不安が広がっていました。
最後に、跡地の活用案としてコインパーキングやマンションの提案があり、地域活性化に向けた取り組みが求められていました。
ネットコメントを一部抜粋
米子がこの都市規模で2店も百貨店維持できてるのが奇跡。
田舎では自然と節約志向が高まる。
松江市にこうしたいという明確なビジョンがない。
自家用車主体の地方において、公共交通を利用するようにしなければ。
新しい建物が建つことに不満を言い、新しい建物が立たないことに不満を言う。