富士フイルムが新しいインスタントカメラ「instax WIDE Evo」を発表。10万通り以上の撮影表現が可能で、アナログ操作を楽しめる設計が特徴です。
実売価格は5万5000円(税込み)で、同日に専用カメラケースと新しいワイドフィルム「BRUSHED METALLICS」も登場します。
この新モデルは、ワイドフォーマットフィルムを使用し、撮影した画像を背面モニターでプレビューしながら必要なものだけをプリントできるハイブリッド方式を採用しています。
特に注目すべきは、10種類のフィルムエフェクトと10種類のレンズエフェクトを組み合わせて、最大で10万通り以上の撮影表現を楽しめる点です。
また、光や色味を最大100段階で調整できる「度合い調整」機能も搭載されています。
デザインは黒を基調としたメタリック仕上げで、アナログ操作感を重視した構造が特徴です。
イメージセンサーには1/3型CMOSを採用し、ISO感度やシャッタースピードは自動調整されるため、カメラ初心者でも扱いやすい設計になっています。
バッテリーはフル充電で約100枚のプリントが可能で、内蔵メモリとmicroSDカードに写真を保存できるハイブリッドカメラとしての利便性も考慮されています。
富士フイルムの高井隆一郎氏は、このカメラは特に30代男性を意識して開発されたが、性別や年齢を問わず、じっくりと写真を撮るプロセスを楽しむことができると述べています。
さらに、専用アプリ「instax WIDE Evo」ではSNS上のユーザー作品を一覧できる「Discover Feed」や、スマホの写真をワイドサイズでプリントする機能も搭載されています。
新しいワイドフィルム「BRUSHED METALLICS」は、アート性の高いプリント表現を楽しむための製品です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3d4d90ad5ad74ea6df98d1040aaf4730abb8d81a