黒木優子がWBA世界女子ミニマム級王座に返り咲き、ソ・リョギョンに判定勝ち。試合後、彼女は反省の涙を流しつつも、再起の決意を新たにした。
要約すると2023年3月21日、東京・後楽園ホールで行われたWBA世界女子ミニマム級王座決定戦において、黒木優子(33)がソ・リョギョン(33)に対し3-0の判定勝ちを収め、約1年ぶりに世界王座に返り咲いた。
試合は接戦となり、黒木は序盤こそ相手の変則的なボクシングに苦しんだが、中盤からは左ストレートを中心に攻撃を展開し、ペースをつかんだ。
全ジャッジが96-94で黒木を支持し、勝利を確定させた。
試合終了後、黒木は試合内容に対する反省から涙を流しつつも、勝利者コールを受けて笑顔を取り戻した。
彼女は「会長に教えてもらったことが何もできていなかった」とその思いを語り、チャンピオンに返り咲けたことに安堵を示した。
昨年1月には王座防衛戦で敗北し、引退を決意したものの、再起を目指して3月からトレーニングを再開。
9月には再起戦で勝利を収め、今回の世界戦のチャンスが巡ってきた。
黒木は「もう人生の半分がプロボクサー。
最終章です」と語り、次回の試合ではより良いパフォーマンスを見せることを誓った。
普段は福岡に住んでいるが、試合の約2カ月前からは神戸での集中練習を行い、急仕上げを強いられたことも明かした。
彼女は今後、会長と共に立て直しを図り、今年1年での成長を目指す意気込みを見せた。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/75317dba1848899cb328c6e624cb025a55b3ba80