島根原発2号機が安全対策を完了し、核燃料装填を開始。再稼働は2025年1月を目指す。
要約すると中国電力は2023年11月28日、島根原発2号機（松江市）の再稼働に向けた安全対策工事が完了したと発表しました。
この工事の完了により、原子炉への核燃料装填が可能となり、同日中に装填作業を開始する予定です。
中国電力は、12月上旬に原子炉を起動し、同月下旬には発送電を開始する方針を示しています。
最終的には、2025年1月上旬に営業運転を再開することを目指しています。
島根2号機は、2012年1月に定期検査のため運転を停止しており、その後の安全対策が求められていました。
新たに装填される燃料は、これまで使用していたものと新燃料を合わせて560体で、約1週間をかけて作業が行われる予定です。
さらに、島根原発は全国で唯一、県庁所在地に立地しており、東京電力福島第1原発と同じ「沸騰水型」の原子炉を使用しています。
また、東北電力も同じタイプの女川原発2号機（宮城県）の再稼働を29日に予定しており、全国的に原発の再稼働が進んでいる状況です。
これにより、地域のエネルギー供給や電力需給の安定化が期待されていますが、安全面への懸念も依然として残っているため、今後の動向に注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7d7a61c72ee9fa3df86aa14469fa3ee08e1b0698