著名投資家マーク・キューバンがミームコインブームを批判し、トランプコインの影響を懸念。暗号資産市場の未来に警鐘を鳴らす。
特に、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の名を冠したミームコイン「OFFICIAL TRUMP(TRUMP)」を引き合いに出し、その発行が暗号資産市場に与える影響について言及しています。
キューバン氏は、TRUMPがどのようにして長期的な強気相場を形成するかという考えに対し、「発行し、印刷し、販売する。
クソ食らえだな」と厳しい言葉を投げかけ、「これは私がこれまで耳にした中で最大の自己中心的なデタラメだ」と述べました。
また、米証券取引委員会(SEC)の前委員長であるゲイリー・ゲンスラー氏がこの状況を笑っているとし、「新委員長がこの馬鹿げた意見を信じているのであれば、彼にはSECの法律を施行する能力はない」と警告しました。
さらに、キューバン氏は自身もミームコインを発行する意向を示し、その収益を米国財務省に送金することを提案しました。
米財務省は2024年7月に、米連邦政府の債務残高が初めて35兆ドルを突破したと発表しています。
TRUMPは発行初日に76.96ドルの最高値を記録し、時価総額は117億ドルを超え、ミームコインの中でドージコイン(DOGE)やシバイヌ(SHIB)に次ぐ位置を占めました。
しかし、メラニア夫人のミームコイン「Melania Meme(MELANIA)」の発行が影響し、TRUMPの価格は急落しました。
記事執筆時点で、TRUMPは43ドル台、MELANIAは4ドル台となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/78410ede03b0c0ee6982aaae49a0e455ad084d09