メッツはアロンソとの再契約を見送る見込み。適正価格以上のオファーを出さず、他選手への補強に資金を振り分ける方針。
要約するとニューヨーク・メッツは、FAとなった主砲ピート・アロンソとの再契約についての方針を固めつつある。
米公式サイト「MLB.com」の記者、アンソニー・ディコモによると、アロンソの去就に関する問い合わせが続いているものの、メッツはアロンソに対して「適正価格以上」のオファーを出すつもりはないという。
具体的には、メッツはすでに3年7000万ドルの契約を提示したが、アロンソはこれに難色を示しており、交渉は進展していない状況だ。
メッツのフロントオフィスは、アロンソとの再契約を見送る意思を固めており、他の選手との契約や補強に資金を振り分けている。
特に、ジェシー・ウィンカーとの再契約やA・J・ミンターの獲得など、アロンソのために用意されていた予算が他の選手に使われていることが示唆されている。
メッツは、アロンソの長打力を評価しつつも、彼のOPSが2年連続で下降していることや、守備・走塁面での貢献が期待できないことから、無理をしてまで再契約を結ぶ考えはないようだ。
また、メッツは正三塁手のマーク・ビエントスを一塁にコンバートし、若手選手たちと競わせるプランも考えている。
今オフのメッツは、フアン・ソトとの大型契約が注目を集めているが、これは他球団とのマネーゲームの結果であり、スターンズ編成本部長が堅実な補強を行っていることが背景にある。
メッツにはアロンソと再契約を結ぶための資金力はあるが、適正価格以上の契約を結ぶつもりはないというスタンスを貫いている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1acea4351797efc56cd75ef4cd9e85644b59a121