テンダが「文書データ移行ツール for SharePoint」をアップデートし、データ移行先にOneDriveやローカルファイルも追加。移行状況レポート機能も強化。
このツールは、ユーザー企業が自らデータ移行を行うためのもので、コストを抑えつつ短期間で効率的に移行できることが大きな特徴です。
アップデートにより、リスト構造を含む移行やデータのみの移行、差分データの移行、ユーザーマッピングなど、SharePointへのデータ移行に必要な機能がさらに強化されました。
また、マッピング定義のエクスポートおよびインポート機能も追加され、類似構造のデータ移行時の設定時間を短縮できるようになっています。
今回の改良では、移行先として従来のSharePointリストに加え、SharePointライブラリやOneDriveも選択可能となり、移行元データとしてはCSVおよびXML(Notesデータ)のみならず、ローカルのファイルやフォルダ階層も移行できるようになりました。
さらに、ローカルファイルからSharePointライブラリやOneDriveへのデータ移行もサポートされるようになりました。
移行状況を整理するために、文書データごとにCSV形式で移行状況レポートを出力する機能も追加され、移行件数や移行エラーの特定、エラーのパターン分けなどが可能になっています。
このツールの価格は170万円(税別)で、30時間のサポートが標準で付帯されます。
既存のユーザーは、契約期間内であれば無償で最新版にアップデート可能です。
動作環境はWindows 10/11の日本語版で、.NET Framework 4.6.x以上が必要ですが、.NET 6以降は非対応です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/25b3548c9e9122c80d53933523acceaa274bb1f6