イーロン・マスク氏がトランプ大統領の就任イベントで見せたしぐさがナチスの敬礼に似ていると批判され、彼はその反発を一蹴。意図を巡る意見が分かれる中、極右的立場への支持も浮き彫りになっている。
マスク氏は、トランプ大統領の支持者に感謝を述べる際、右手を左胸に当ててから、右斜め上に突き上げる動作を行った。
この行為に対し、ソーシャルメディア「X」では、ナチス式の敬礼を連想させるとの批判が上がったが、マスク氏はその指摘を一蹴し、「『みんなヒトラー』という攻撃は使い古されている」と反論した。
彼の意図を巡っては、専門家の意見が分かれており、ナチス式敬礼であるとする意見や、単なるぎこちないジェスチャーであるとの見解が存在する。
アメリカのユダヤ人団体「名誉毀損防止同盟(ADL)」は、マスク氏の行動がナチス式とは異なるとの見解を示した。
一方で、マスク氏の側近は、彼のしぐさが自閉症の特性を反映したものであり、心を表現したものだと説明した。
また、彼の政治的立場は右傾化しており、極右政党への支持が見られる。
ドイツのオラフ・ショルツ首相は、マスク氏の行動が極右的な立場を支持するものであれば受け入れられないと強調した。
ナチス式敬礼はドイツで禁止されており、社会的な反響を呼んでいる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b53f9adaac46c329c90fef551bf3cfcbaf650f90
イーロン・マスク氏のしぐさが引き起こした論争については、多くのコメントが寄せられました。
彼の行動がナチス式敬礼を連想させるとの指摘があり、リベラル層からの反発が強まったことが目立ちました。
あるコメントでは、マスク氏が稀代のエンジニアである一方で、政治的な素質について疑問を呈する意見がありました。
また、彼のしぐさが何かを真似たものであっても、それ自体には意味がないとの意見もありました。
さらに、マスク氏が他人の視線を気にせず行動する姿勢についても言及され、彼の行動が過激でショッキングであることが指摘されました。
また、ナチス式敬礼とされる行為については、歴史的背景に基づく議論が展開され、敗者を崇拝することの是非や、現代の政治状況との関連性が語られました。
さらに、ユダヤ人団体の反応についても触れられ、彼らが通常の反応を示さないことに対する疑問が呈されました。
全体として、マスク氏の行動が引き起こした論争は、政治的な立場や歴史的な背景を反映した多様な意見が交わされる場となり、アメリカ社会の現状を映し出すものとなりました。
ネットコメントを一部抜粋
もはやトランプ氏とマスク氏がアメリカの君主なのでしぐさを批判されたぐらいでは地位は揺るがない。
わざわざあの場で物議を醸す言動をやってしまうのが、イーロン・マスクという人間なのである。
何かを真似たポーズなのかどうかなんてどうでもイイ。
普段ならわずかでもナチスを思わせる行為があったときに抗議してくるユダヤ団体が今回に限ってはやけに物分かりよい。
第一次大戦後、第二次大戦前夜に世相がそっくり。