キヤノンが新しいiOSアプリ「Live Switcher Mobile」を発表。ワイヤレスで配信画面をスイッチし、マルチアングル撮影が可能に。将来的にはAndroid版やデジカメ対応も予定。
このアプリの最大の特徴は、特別な機材を必要とせずに、iPhoneやiPadを利用してマルチアングル撮影が可能になる点です。
まず、使用するデバイスにアプリをインストールし、同じWi-Fiネットワークに接続するだけで準備が整います。
メインデバイスでアプリを起動すると、スイッチング用の画面が表示され、他のデバイスを連携させることで、簡単に画面を切り替えることができます。
2カメ、3カメとして利用でき、タップ一つでスイッチングが行えるため、手元と撮影者の顔を同時に表示することも可能です。
また、自動ローテーション機能やピクチャーインピクチャー表示機能も備えており、視聴者にとっても魅力的な配信が実現できます。
アプリは基本的に無料で利用できますが、月額2,500円のサブスクリプションを利用することで、デバイス内の画像を映像に重ねて表示したり、ピクチャーインピクチャーのサイズや位置を変更したりといった追加機能がアンロックされます。
さらに、アプリのロゴや広告を非表示にしたり、解像度をHDやFHDに切り替えたりすることも可能です。
将来的には、Android版やキヤノンのデジタルカメラにも対応する予定で、より多様な撮影スタイルが実現できる見込みです。
このアプリは、ライブ配信の可能性を広げる新たなツールとして、多くのクリエイターにとって便利な存在となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/37c81cfad102fa13edcfdd976f23de56299f9f72