鉄鋼流通問題懇談会が定例会を開催し、赤木会長が内需の見通しを発表。普通鋼需要は1000万トンを割るが、建設機械分野に明るい兆しが見えてきた。
要約すると鉄鋼流通問題懇談会（鉄流懇）は2023年3月21日に東京都中央区の鉄鋼会館で定例会を開催し、会長の赤木純一氏が記者会見を行った。
赤木会長は、2023年の1月から3月期の国内需要についての見通しを示し、普通鋼の需要が1000万トンを割ると予想していることを明らかにした。
この水準は5四半期連続で続くもので、国内の鉄鋼市場における厳しい状況を反映している。
特に、建設機械関連の在庫調整が完了し、少し明るい兆しが見えてきていることを指摘した。
全体的には、鉄鋼市場はV字回復には至っていないものの、緩やかに底打ちに向かっているとの見解を示しており、今後の市場動向に期待を寄せている。
赤木会長の発言は、国内鉄鋼業界の現状を反映しており、今後の需要回復に向けた重要な指標となることが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1cdb707a123e355d4c3e61061577fd933ce9e9a1