サムスンが新たに発表した「Galaxy S25」シリーズでは、AI機能「Galaxy AI」が進化し、アプリ間のシームレスな連携が実現。音声指示で日本料理店を調べ、メッセージ送信までを一発で行える利便性が注目されています。
この新シリーズでは、特に「Galaxy AI」機能が注目されており、昨年の「Galaxy S24」シリーズからの進化が期待されています。
サンノゼの会場で実際に体験したところ、AI機能がアプリ間の連携において非常に便利であることが分かりました。
従来のAIスマートフォンでは、アプリ単体での操作が主流でしたが、Galaxy S25では、AIメニューを通じて他のアプリに結果を渡すことが可能になりました。
例えば、ユーザーが「近所の日本料理店を調べて、メッセージで石川さんに送って」と音声で指示すると、AIがGoogle Mapを通じて日本料理店の情報を調べ、それをメッセージアプリに送信するという流れが実現しました。
この操作は従来の手順に比べて格段にスムーズで、ユーザーインターフェースを大きく変える可能性を秘めています。
さらに、AIは冷蔵庫の中身を写真に撮ることで料理レシピを提案したり、外国語メニューの翻訳を行うデモも行われました。
ただし、現段階ではGoogleアプリやサムスンのメッセージ、ノート、カレンダーなどに限られた連携しか実現していないため、今後の拡張が期待されています。
また、Galaxy AIは実際にはGoogleのGeminiを利用しており、サムスンが独自にカスタマイズした形で提供されています。
このように、サムスンはAI機能において他社よりも一歩先を行っていることが伺えます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/99844174bf968ed933f7b71cc9f555cd0128aa77