韓国経済は昨年、消費と建設投資の低迷により成長率が2%にとどまり、政治的不安が影響を与えました。特に10-12月期は0.1%の成長に留まり、経済の不安定さが浮き彫りとなりました。
これは前年の1.4%よりは改善されたものの、韓国銀行が予測していた2.2%を0.2ポイント下回る結果となりました。
特に2023年10-12月期の実質国内総生産（GDP）成長率は前四半期比で0.1%と、韓国銀行の予測0.5%を大きく下回りました。
この期間、韓国銀行は消費と建設業の萎縮が主な要因と指摘しています。
四半期別成長率は、2023年1-3月期から5四半期連続でプラスを記録したものの、4-6月期にはマイナス0.2%に落ち込みました。
その後の7-9月期も0.1%と低迷し、10-12月期も同様の成長率に留まりました。
民間消費は衣類や医療サービスを中心に0.2%増加し、政府消費も社会保障の現物給付により0.5%増加しました。
一方で、建設投資は3.2%減少し、輸出は半導体を中心に0.3%増加したものの、輸入は0.1%減少しました。
結果として、10-12月期の成長率に最も寄与したのは設備投資で、成長率を0.2ポイント押し上げましたが、建設投資は逆に0.5ポイント引き下げる影響を与えました。
業種別では製造業が0.1%、サービス業が0.3%成長したものの、農林漁業や電気・ガス・水道業、建設業はマイナス成長となりました。
全体として、昨年の韓国の年間GDP成長率は2.0%にとどまり、経済の不安定さが浮き彫りになりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/37e81b9d95eda2e5de061f03b3e725ebb6d67234
韓国経済の成長率が2%に低下したことに対して、多くのネットユーザーが様々な意見を述べていました。
コメントの中には、昨年の第一四半期の成長率がIMFや韓国中央銀行の予測と一致しなかったことに疑問を呈し、統計の偽装が行われているのではないかという懸念がありました。
また、政治的不安が成長率に影響を与えているとの意見も多く、特に最大野党の行動が経済に悪影響を及ぼしているとの指摘がありました。
さらに、自国民がウォンを信頼していないため、成長率が低下するのは避けられないという意見も見受けられました。
コメントの中には、成長率がマイナスにならなかったことを評価する声もありましたが、実際の成長率は1%程度か、場合によっては0%台になるのではないかとの予測もありました。
全体として、政治的な要因や統計の信頼性に対する懸念が強く表れており、経済の健全性に対する不安が広がっていました。
ネットコメントを一部抜粋
たぶんウォン安食い止めるためにユン大統領が統計偽装してるよね。
そろそろ野党も経済のことを真剣に考えてほしい。
もともと自国民がウォンを信用していないんだから、この結果は当たり前だね。
戒厳の影響はこれから現れる。
実際の年間GDP成長率は、1%ぐらいかな。
0%台かも。