韓国最大野党の李在明代表が記者会見で、尹政権の失政を非難し、実用主義の重要性を強調。企業主導の成長戦略と韓米同盟の強化が必要と訴えました。
要約すると韓国最大野党「共に民主党」の李在明代表は、国会での記者会見において「実用主義」を強調し、現政権の失政を非難しました。
尹錫悦大統領が「非常戒厳」を宣言したことで混乱が続く中、李氏は「理念や陣営は飯を食わせない」とし、現実的なアプローチが危機克服と成長の鍵であると述べました。
彼は、尹政権の2年間で多くのものが失われたとし、今は回復と成長が最も重要な課題であると強調しました。
また、世界的な政治の極端化や韓国社会の二極化が経済の二極化を引き起こしていると指摘し、公正な成長を実現するためには二極化の緩和が必要だと述べました。
具体的な成長戦略として、企業が先頭に立ち、政府が支援する「民間主導・政府支援」の時代への転換を提案し、企業の競争力が国家の競争力であると強調しました。
さらに、今年を資本市場の先進化の年にし、韓国株の低評価を解消するための改革が必要であると訴えました。
李氏は、AIや半導体などの分野で韓国企業が競争力を維持するために国の役割が重要であるとも述べ、韓米同盟の強化を通じて戦略的経済パートナーシップを深化させる必要性を指摘しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/23df4ac008da8890d6596122579cc09fba38a289