HTCがグーグルにXR部門売却、VR市場の戦略的連携強化へ

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HTCがXR部門の一部をグーグルに売却、2億5000万米ドルでの取引を発表。事業は影響を受けず、VRエコシステムの拡大を目指す。

要約すると台湾の電子機器大手HTCは、2023年11月23日に記者会見を開き、仮想現実(VR)などのクロスリアリティー(XR)部門の一部をグーグルに2億5000万米ドル(約390億円)で売却することを発表しました。

この売却に伴い、一部の従業員がグーグルに移籍することになりますが、具体的な人数や比率については守秘義務を理由に言及を避けました。

HTCは2015年からXR分野に進出していましたが、収益構造の健全化に失敗し、26四半期連続で赤字を計上していました。

会見では、HTCの法務担当幹部が、今回の売却によって同社の事業は影響を受けないと説明し、現行の事業やカスタマーサポート、新商品の研究開発は引き続き行うことを明言しました。

また、HTCとグーグルは今後の協力の機会についても話し合い、共通の目標としてより多くの消費者や企業、開発者が参加できるVRエコシステムの拡大を掲げています。

グーグルは2024年12月に「アンドロイドXR」プラットフォームをリリース予定であり、HTCとの取り決めを通じてXR分野の目標に向けて一歩前進したいと強調しています。

この動きは、VR市場における両社の戦略的な連携を強化するものと見られています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/052ebb950359a6c9e8e1fbf2f90f3395b32e1ce7

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