高校野球の投球数制限が2025年度から導入されることが決定。選手の健康を守るため、1週間500球以内に制限される。
この投球数制限は、2020年から2024年の間に試行導入されており、21年には医療関係者で構成される「投球制限検証ワーキンググループ」が設立された。
このグループは、過去20年の甲子園大会における準々決勝・準決勝後の選手検診データと、22年夏から24年春にかけての大会で投げた全選手の検診から得られた875のデータを統計的に解析した。
その結果、投球数の制限は肩肘痛の発生を抑制する可能性があり、合理性を欠くものではないと結論づけられた。
これを受けて、2006年の甲子園で優勝した斎藤佑樹氏は、投球数制限の意義に納得しつつ、選手ごとの体の状態に応じたパーソナライズされたアプローチの重要性を指摘した。
彼は、投球数の制限だけでは怪我を完全に防ぐことは難しいため、他のルール改正や障害予防の取り組みを広げる必要があると強調した。
高校野球におけるこの新たなルールは、選手の健康を守るための重要な一歩となることが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ca5fdb5f6b8ee233301d71ee616f557cc10a5b59
高校野球における投球数制限の導入について、多くのコメントが寄せられました。
選手の健康を守るために制限が必要であるという意見が多数あり、特に成長期の選手たちの将来を考慮することが重要だとされていました。
しかし、具体的な制限内容については疑問の声も上がり、特に500球という数字が多すぎると感じる人が多かったです。
投手にかかる負担を軽減するために、球数を250球にすべきだという提案や、1登板での球数制限を設けるべきだという意見もありました。
また、複数の投手が必要になるため、登録メンバーを増やす提案もありました。
さらに、球数制限は高校野球だけでなく、大学野球にも適用されるべきだという意見もありました。
全体として、選手の怪我を防ぐためのルールとしての意義は認めつつも、具体的な実施方法については多様な意見があったことが印象的でした。
また、選手の意見を反映することが重要だという声もあり、今後のルール改正において選手の意見がどのように反映されるかが注目されるところです。
ネットコメントを一部抜粋
投手の投球数に明確な制限を設定するのは良い事であるというより、成長期である選手たちの将来を考慮すれば当然の事です。
高校で野球を止めるとか止めないとか関係なく、未来ある10代の身体を見せ物の為に酷使して怪我が一生残るのは避けないとダメ。
勝ち上がっていくためには、どうしても複数投手が必要になりますね。
球数制限は高校野球だけじゃなくて大学野球でも導入してもらいたい。
選手の怪我を防ぐ意味でも必要だが、ダークホースや夏で一気に才能が開花したとか公立高校の奇跡の大躍進ってのは見れなくなるね。