ゴルフ場でのカスタマーハラスメントが深刻化。アコーディア・ゴルフが対策を発表し、特にキャディーへのハラスメントやネットでの誹謗中傷に注意を呼びかけている。
特に、接客業が多いゴルフ場では、客とスタッフのコミュニケーションが頻繁に行われるため、カスハラが起こりやすい環境にある。
アコーディア・ゴルフは、1月8日に「カスタマーハラスメント対応基本方針」を発表し、悪質な行為に対しては警察や弁護士と連携して厳正に対処する方針を示した。
具体的には、カスハラの定義や適用範囲、主な事例を明記し、従業員を守るための指針を設けた。
静岡県ゴルフ場協会の吉田真之氏によると、特にキャディーに対するハラスメントが多く、身体的なことを言われたりしつこく誘われたりするケースが報告されている。
また、業務終了後にキャディーを追跡し、自宅を特定するストーカー被害も発生しており、このような事例は特に注意が必要だという。
さらに、SNSやインターネット上での誹謗中傷も増加しており、ゴルフ場側は個人が特定されないような対策を講じている。
これには、顔のアップの写真を避けるなどの工夫が含まれている。
悪質な口コミや個人名を出した攻撃が増えている中、ゴルフ場は従業員を守るための取り組みを強化している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2f5735788ac3c9edd43f253d56bad5f1e34a39b7
ゴルフ場でのカスハラ問題に関するコメントは、過去の高級サービスが現在の低価格でのプレーに影響を与えている点を指摘していました。
昔はお金持ちが楽しむ遊びだったため、過剰なサービスが求められたが、今では安価なゴルフを楽しむ人々がその期待を持ち続けていることが問題視されていました。
多くのコメントでは、ゴルフ場のサービスを簡素化し、年会費やプレーフィーを下げることが望ましいとされており、例えば、車からのキャディーバッグの積み下ろしをセルフにすることや、レストランでのアルコール提供を控えることが提案されていました。
また、カスハラが発生した場合には、プレーを強制終了させることや、出入り禁止リストを作成することが必要だとの意見もありました。
さらに、アコーディアPGMのようなゴルフ場がカジュアルなプレーを提供することを宣言したことに賛同するコメントもあり、顧客とゴルフ場の住み分けができればカスハラは減少するのではないかとの意見もありました。
全体として、楽しいゴルフを楽しむための環境整備が求められ、顧客側のマナー向上も重要視されていました。
ネットコメントを一部抜粋
昔のお金持ちの遊びだった頃は高いお金の分、過剰なサービスをしてきた。
車からのキャディーバック降ろしはセルフで構わないし、サービスを簡素化して欲しい。
迷惑客を失う損失より大切なスタッフを失う損失の方がはるかに大きい。
アコーディアPGMは公式に「カジュアルゴルフ」宣言を発表しました。
ゴルフ場で高圧的な態度になる方の心理状態を知りたいですね。