日本テレビの「24時間テレビ47」は募金総額約15億円を達成し、昨年を大きく上回る結果に。キャッシュレス決済の利用が増え、やす子のマラソンでの寄付も話題に。全額が福祉や災害支援に使われる。
これは、9月30日時点での集計結果であり、昨年の募金総額8億4805万円を大幅に上回る結果となっています。
特に注目されたのは、お笑いタレントやす子が実施した「全国の児童養護施設に募金マラソン」で、こちらでは約5億円が集まりました。
また、一般からの募金も約10億円に達し、全体の募金額は歴代4位の大きな金額となりました。
日本テレビの社長、石澤顕氏は「多くの人々が募金に協力してくれたことに感謝している」と述べ、募金活動の厳しい環境下でもこの成果を上げたことを評価しました。
さらに、今年の特徴としてキャッシュレス決済の利用が増え、全体の募金金額の半分以上を占める結果となったことも報告されています。
キャッシュレス決済は前年比で8倍に達し、募金活動の新たな形を示しました。
やす子の募金マラソンによる寄付金は、主に児童養護施設の支援に使用され、図書券や自転車、スポーツ用品などが購入される予定です。
一般募金の使途についても、福祉支援や環境保護活動、自然災害復興支援に充てられることが明らかにされました。
特に、能登半島地震や奥能登豪雨の義援金として約4251万円が石川県に拠出される計画です。
しかし、昨年11月には、系列局の日本海テレビジョン放送で寄付金約1118万円が着服された事件が発覚しており、その影響も考慮される必要があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e2f6a2cdc23837026ec4b865f669f6e6b8a3bc2c