2012年に盗まれた仏像が韓国から日本へ返還される手続きが進行中で、法要後に対馬に戻る予定です。
この仏像は「観世音菩薩坐像」と呼ばれ、窃盗団によって盗まれた後、韓国に持ち込まれました。
韓国の浮石寺はこの仏像に対して「14世紀に倭寇によって略奪されたもの」として所有権を主張していましたが、2021年に韓国の最高裁は所有権は日本側にあると判決を下しました。
以降、仏像は韓国の国立文化財研究所で保管されていましたが、最近、韓国で行われた式典において観音寺への返還手続きが行われました。
返還後、仏像は観音寺が貸与する形で韓国の浮石寺で100日間の法要を行い、その後、5月上旬に対馬へ戻される予定です。
この出来事は、国際的な文化財の所有権問題や歴史的背景に関する議論を再燃させるものと考えられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7729b69326759e72c067a26cabba5fd5e622f231
2012年に韓国から盗まれた仏像の返還手続きが始まるというニュースに対して、ネットのコメントでは様々な意見が寄せられました。
多くのコメントが、韓国の最高裁が所有権を日本側に認めた後も、なぜ仏像が返還されなかったのかという疑問を呈していました。
特に、最高裁の判決が下されたにもかかわらず、返還が遅れたことに対する不満が強く、韓国の国立文化財研究所で保管されている状態が続いていることに驚きの声が上がっていました。
また、政治的な状況や韓国政府の意向が影響する可能性についても懸念が示され、手続きが進む中で本当に仏像が返還されるのか疑問を抱く意見が多く見受けられました。
さらに、過去の条約や約束が守られていないことから、今後の返還に対する信頼性が低いとの指摘もありました。
加えて、仏像を貸し出している形になっているため、レンタル料を請求すべきだというユーモアを交えたコメントもありました。
このように、返還手続きに対する不安や疑念が強く、政治的な背景も絡む複雑な状況が浮き彫りになっていました。
ネットコメントを一部抜粋
おととし韓国の最高裁が所有権は日本側にあると判決を下し、仏像は韓国の国立文化財研究所で保管されていました。
浮石寺でなく国立の施設なのに、なぜ2年間も返さなかったのでしょう?
手続きだけでは信用できない。
政権代わったら「やっぱりやーめた!」って言いそう。
やっとまともな判決ですか…当初は韓国の物だから返さないとか訳のわからない事を言っていました。