さくらインターネットの中間決算が発表され、営業利益が前年同期比419％増の12億9,588万円に達しました。生成AI向けGPUクラウドサービスが成長を牽引しています。
要約するとさくらインターネットは2024年3月期第2四半期（7～9月期）の決算を発表し、連結売上高が132億7,167万円で前年同期比28.3％増、営業利益が12億9,588万円で同419.4％増という驚異的な成長を記録した。
この成長の主な要因は、同社が展開する生成AI向けのGPUクラウドサービス「高火力」シリーズの新プラン「高火力PHY」が大きく貢献したことにある。
また、主力のクラウドサービスも順調に成長しており、経常利益は11億210万円で同538.2％増、中間純利益は7億1,007万円で同305.4％増を計上した。
サービス別では、クラウドサービスが68億1,312万円で同9.0％増、新設されたGPUクラウドサービス部門が25億7,217万円で同11.5％増となり、物理基盤サービスも専用サーバサービスの利用増加により18億6,787万円で同4.5％増を達成した。
さくらインターネットは、成長戦略としてGPUクラウドサービスの拡充とAI需要に応えるデジタルインフラの強化を掲げており、48万を超える顧客基盤を活かして今後の成長が期待される。
また、通期の業績見通しは据え置きで、売上高は前期比32.9％増、営業利益は同193.9％増を見込んでいる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bfb2c57ad5dcde7d9d8355340016e8e367bfd44d