シカゴのスーパーマーケットで冷蔵コーナーに隠れていたコヨーテが保護され、健康状態は良好とのこと。警察官がモップで捕獲し、動物管理局がリハビリセンターに引き渡しました。
このコヨーテは、店内に迷い込み、冷蔵ショーケースに身を隠していたところを警察官に発見されました。
ソーシャルメディアで拡散された動画には、警察官がモップを使ってコヨーテを引っ張り出そうとする様子が映し出されています。
最初はコヨーテの尻尾をつかんで引っ張り出すことに成功したものの、コヨーテは再び冷蔵ショーケースの下に逃げ込んでしまいました。
最終的には、市の動物管理官がこのコヨーテを確保し、フリントクリーク野生動物リハビリセンターに引き渡しました。
リハビリセンターは、コヨーテの健康状態が良好であることを確認し、「怪我はなく、怯えているが、準備が整い次第自然に返す予定」とFacebookで報告しています。
コヨーテは、路上で人間から逃れようとしてスーパーマーケットに迷い込み、冷蔵食品コーナーに隠れたと考えられています。
また、シカゴ動物管理局の広報担当者は、現在がコヨーテの繁殖期であり、保護された個体は他のオスに自分の縄張りを知らせるために活動していた可能性があると述べています。
さらに、動物管理局のFacebookには「このコヨーテは里親は募集していますか?」という冗談の問い合わせが寄せられ、管理局は「いいえ、でも遠い親戚なら募集していますよ!」というユーモアを交えた返信をしています。
このように、シカゴでのコヨーテの保護劇は、地域住民の関心を集め、動物保護に対する意識を高めるきっかけとなっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/55e9fbe4b44d17737537c3ab76b7584144163367